Spline Implantの講演会に行ってきました。


今日、1月21日は福岡国際会議場で㈱白鵬主催の講演会、

[Spline Implantの抜歯即時埋入から補綴物完成までの心得]

が開催されました。

 

歯科技工士と医院のスタッフと3名で参加しました。

インプラントの技術は日進月歩ですが、このSplineというインプラントはかなり前から私は使用しています。

一番初めに使ったのが13年前です。

このシステムはHA(ハイドロキシアパタイト)という表面性状を呈しており、顎骨と特殊な結合様式を示すのです。

これまでは無理でしょう、と言われているケースもこのHAインプラントを適切に使用することで、多くの患者様の咬合を救ってきました。

同じ歯科医師の中でも、このHAってどうなのよ、感染に弱いんじゃない?結晶構造がはがれるのでは?などということを私に質問する人もいましたが、ちゃーんと技術を習熟して使用すれは長期的に予後が良い経過をたどることが多いと私は思っています。

抜歯即時埋入においては、指先のテクニックに左右されていましたが、最近はサージカルステントがCADで製作できるので、以前よりはテクニックの習熟は必要ないのかもしれません。

私が思うに・・・

一般的に使用されているチタンインプラントと違う特徴をしっかりと理解し、少し難しいけれど、ちゃんとハンズオンでトレーニングして使用すると、すばらしい結果を残してくれるのです。

そのカギとなるのが、インプラントポジションと補綴形態なのです。

まず、インプラントと天然歯は全く違うということを認識し、抜歯即時においては天然歯とは若干違うポジションに埋入してあげないといけません。つまり、チタンインプラントとは全く位置が異なるのです。

さらに、軟組織のコントロールをプロビジョナルレストレーションをなるべく早期に(できれば埋入直後から)行っていれば、安全に、短期間に、インプラントによる歯冠修復が可能であるのです。

今日の講師はジンマーデンタル公認インストラクターの中村雅之先生、FIDIインストラクターの林 丈裕先生、大阪SJCDテクニシャンコースインストラクターの上原芳樹先生でした。

午前10時から午後4時まで、あっという間。

大変勉強になりました。

最近は症例によっては新しいタイプのチタンインプラントを使用することも多くなってきたのですが、Splineインプラントを軟組織の生体の治癒を利用して、シンプルにプロビジョナルを使いこなすことで、GBR、CTG、グラフトを行わずして、患者に対しての外科的侵襲が、最も少ないインプラントが実現できることを再認識した次第です。

中村先生の「私たち歯科医師は患者さんの命を救うことはできないが、患者さんの人生を幸福にする技術はもっている。その一つが安全、且つ低侵襲のインプラント手術です。」という言葉に心を打たれました。

今週も5例ほどSplineインプラントを使用する予定ですので、今日の講演内容をしっかりと見直してオペに臨みます。

実は先週、講師の中村先生とは東京の早春塾という勉強会でお会いしたばかりでしたので、さらに理解が深まった講演会でした。

中村先生、林先生、上原先生、今回は貴重ですばらしい症例をたくさん提示していただきありがとうございました。

 

医療法人 良陽会 鶴田歯科医院

鶴田博文

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